サックスのマウスピースと歯
 先日、プロサックスプレーヤーの藤陵雅裕氏のウ蝕治療、親知らずの抜歯の際に氏の要望を受けてマウスピース用に前歯の削合を行いました。


藤陵雅裕
 藤陸氏の不満としては上下前歯の左右のバランスが悪いため音が裏返るミストーンが出るとのことでした。
 そこで咬合の変化を起こさないように持参マウスピースに合わせて5~6回、慎重に少しずつ削っていきました。
削りすぎると音そのものに大変な致命傷を与えるためこちらもどうしても躊躇してしまいます。
結局左側の上下一番を隙間の出来ないようにオーバージェット、バイトをコンマ5ミリほど削除して良い結果が出たと氏はご機嫌でした。
 診療の際は録音の話や鈴木チンさんの話題でもっとお話ししたかったのですが忙しくて時間が取れず残念でした。
 また、氏の出演DVDを持っていたのに最初は気づかず失礼いたしました。