我々の活動も本日限りの最終日で悔いのない活動を心がけた。
もっとも18時には宮城県歯科医師会会館に赴き活動報告をしなければならない。
本日も前日と同じく、6:30起床、7:30一関厳美温泉いつくし苑発。
Aグループ
・前日行った鹿折(ししおり)中学校で応急処置、すべてレジンによる義歯調整
・二ノ浜にてかかりつけ医で開院しはじめた医院の電話番号を高校生に伝えその場で予約を入れる。
・浦島小学校では物資がなく歯ブラシ、入ればケース、入ればブラシ、ポリデントがほしい。
・鶴ヶ浦生活文化センターには物資が豊富で問題はなし。
その後K-WAVEに戻ると気仙沼市の役人と雑談、「伝達すれば物資が届くはずだが避難所のチーフが
それを理解していない」とのこと。
また、2つの避難所の情報がフレッシュでないため21名→43名になっていた。
避難所の上上位のセンターからの連絡がスムーズに取れていないことに起因する。
Bグループ
・中井地区災害対策本部
チーフから「お茶った飲んでけぇ」と非常に喜ばれる。
報道と違い、新品ではなく支援物資の古着を分け合っていたのに驚かされる。
・小原木小学校に入ったが先発隊がすでに訪れていた。(同じ歯科医師会での重複はいけません)
・若月保育園→閉鎖、無駄足を防ぐためフレッシュな情報が欲しい。
Cグループ(南三陸町戸倉地区)
1.青年の家
2.津宮生活センター
3.長清水荘
4.滝浜のお寺(これが正式名称だそうです)
5.寺浜生活センター
青年の家にはユニットが1台あり、火・木診療していて歯科は充実していた。
3~5は物資不足
宮城県歯科医師会館にレンタカー3台を返し19:00報告会
佐々木教授、細谷会長による挨拶の後報告
京都チーム(3名)から
検診車1台を使う。
衛生士のスタッフの必要性を強く感じる。
看護師がついたときには我々と違う視点を持つ上に患者の心の中に素直に入ってくれるので
ニーズをつかみやすかった。
情報がまちまちで避難助同士の連絡が取れていない。
連絡先がわからないため患者搬送でトラブルが生じた。
神奈川県チームから
再開した歯科医院の情報が欲しい。
新しい再開歯科医院、避難所の情報が欲しい。
→新しい名簿を発行予定
その後京都チームの小出先生歯科医師会副会長岩渕先生と懇親会および打ち上げ。
宮城県12000人の会員50件壊滅、6人死亡とのこと。
あまりの疲れのため2次会もなく即ホテルに帰る。
17日9:00シティーアクセスのマイクロバスで帰途、神奈川県歯科医師会にてお出迎え受ける予定。