ピリッとした緊張感の中神奈川県歯科医師会館にて30前後のミーティングを行う。
本会より関専務理事、中島常務、外池理事、池田事務局長、石井庶務課長各氏により各事項について説明があった。
まだ現地も先生方も立ち上がったばかりなのでまず現地に行き歯科医師援助担当の東北大学佐々木教授にお会いしてからということとなった。
10時10分見送りを受けつつ出発。
東北道・郡山を過ぎた頃から道路の段差が各所にあり大きな振動を受ける。
50キロ制限のところが各所あり。
救急車、支援の車、自衛隊車両が異常に多いが道は全く渋滞のない車が少ない状況。
仙台に近づくに従い、家屋の屋根瓦の破損を多数見受けられた。
市内は至って平静。びっくりするぐらい。タイルの落ちたビルはシートがかけら
れているもの全体の5パーセントくらい。
拍子抜けしたが海岸側との格差が激しい模様。
4時10分ホテルパレス仙台到着。
全員個室であることで一安心。
しかし、ボイラー先日の余震による故障のためお湯シャワー、暖房はなし、その他のライフラインは大丈夫。
気候は関東では2月下旬か。結構寒い。
ネットはロビーで可能。
即、軽いものの余震の洗礼を受ける。
夕刻電話で東北大学佐々木教授より明日の説明を受ける。
とりあえず明日の宮城県歯科医師会館で指令を受けるとのこと。
そこから3台のレンタカーで3チームが分散するとか。
その時点で概要はわかるはずだがそれでも現地は混乱している様子。
また、各歯科医師会からの押しつけボランティアにうんざりしているとの情報も
あり。
気仙沼で泊まり込みとの情報もあり。
歯科医師会に問い合わせると現地は情報が錯綜していて全くわからない状況。
ホテル近くの牛タン屋で食事をとり自己紹介をし若干リラックスしたもののとり
あえず明日からは戦場だとみんな気を引き締める。
朝食と昼食は品数が乏しいコンビニで調達。
8時半ホテルに帰り、明日に備えて就寝。
明日は朝8時ロビーに集合。
歯科医師会会館までタクシーで行く予定。