小児の歯牙再植術01
3歳の女の子がちょっとした段差でつまずいて顔を強打し歯を打ち、右は前方に飛び出し左は骨の中にめり込んだ例です。


写真は修復した直後のもので正常な歯列となっていますが直後は右と左が大きく段差となっていました。
麻酔後、右側は手圧で押し込み、左は引っ張りましたが今にも抜けそうな状況でした。(実は一度抜けてしまいました)
修復後グラスアイオノマーセメントで側切歯から側切歯まで接着し、なんとか元の状況としました。
根尖は一度分離していますので神経が死んでしまうのは仕方がないことですがとりあえず永久歯に生え替わるまでこの状況を保てれば由とします。
小児の歯牙再植術02