3MIX-MP法も歯髄組織から歯の内部にカルシウムを沈着させて歯を保存しようという一種の再生医療ですが適応される歯や症状が極端に狭いのでなかなか成功させるのは難しいと思われます。
今日のフジサンケイビジネスアイでは東京理科大と大阪大の共同研究グループが歯や髪の毛のマウスによる実験が100パーセント成功したと報じられています。
実際これが人に応用できたら画期的なことと言えるでしょう。
だだし、まだまだ壁を乗り越えなくてはいけない問題点が累積していると言えます。
1.マウスの胎児から歯の胚細胞を採取しているが人の場合はどこから手に入れるのか。また倫理上の問題は
2.多数歯では嚢胞化してしまうおそれがある
3.咬合させるまでたどり着いていない
4.ひとの口腔内から採取した細胞ではまだ歯胚細胞をつくることまではは完成していない
5.親知らずを保存しておいて移植するのでは現時の歯牙移植と何ら変わりない
すなわちトピックスといえどもまだまだ机上の理論から抜け出していないままの報道に疑問を感じる次第です。(3MIX-IP法もしかり)
下親知らずを抜いてから自分の顔のえらがいやでえらをおしてしまい自律神経がぼろぼろになってしまいました 下の歯も半分かけています上の親知らずは残っています
下に移植できないでしょうか?
>自律神経がぼろぼろになってしまいました
精神的に参ってしまったと言うことでしょうか?
移植に関しては実際に移植に適しているか拝見しないことには何とも言えません。
移植する側、移植される側の根の凹凸の形など、問題点が多いのです。
理想的なのですが適応範囲が狭く、半分以下の確率だと思ってください。