総務省
総務省での発表内容を教えてほしいとのご要望がありましたので使用原稿を掲載いたします。


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ビジネスブログ及びビジネスSNSの活用事例発表会 <-2006/02/28- 一伸歯科医院 菊池->
<前置き>
事前に他の発表サイトを拝見してあまりにも立派で私のような小規模の事業主がこの場に立つことが場違いと感じます。
しかし、これからブログを事業に役立てる方々に少しでもご参考になることを期待いたします。
<テーマ>
1.ブログ=日記の概念を捨て、患者(消費者)との双方向性のサイトとしてとらえる
2.トップページのブログ化と従来のサイト(掲示板)との融合による情報発信
3.予約プログラム(商品購入画面)
<----過密している歯科医院の現状---->
・コンビニエンスストア以上の数が開院しており、(6万)生き残りをかけて必死
・全国平均で一日の来院数は約17人(保険診療のみでは経営的に苦しい)
・首都圏ではもっと過密で10人以下の来院数しか確保できない
・歯科医院サイトは全歯科医院数の約20パーセント
<----比較としてよくある歯科医院のサイトを紹介する--プロジェクタ利用--->
◆通常の歯科医院のサイト
・単なる「医院紹介カタログ」
・清潔できれいな診療室
・インプラントなどの最新の治療法
・最新の医療器具を設置している、
・業者委託し、歯科医師自身が管理していない
・更新は皆無

歯科医師の医療技術やキャラクターがわからない
<----当医院のサイトを紹介する--プロジェクタ利用--->
・トップページ
・インターネット予約
・掲示板
・症例紹介  等々
——————-本題———————
<<テーマ1>>ブログ=日記の概念を捨て、患者(消費者)との双方向性のサイトとしてとらえる
※信用という医療関係においてもっとも必要な要求を満たすため
◆情報の積極的な公開
・インターネットの利用目的は情報の収集
・インターネットは手軽な辞書
・歯に関する情報は専門分野

虫歯の経験を持っていない方と頻繁に歯科医院に通院している方との治療過程の知識の差が激しい

不安になると情報の収集
◆症例紹介アドバイス提供としてのブログ
・一般的な虫歯の症例から嚢胞等、特殊なものまで専門的な情報を積極的に紹介できる
・ブログネタは豊富で困らないが時間をどこでとるか?
<<テーマ2>>トップページのブログ化と従来のサイト(掲示板)との融合による情報発信
◆ブログでいかにSNS(コミュニティー型ウェブサイト)を構築するか?
・積極的な情報の公開によって歯科医師・歯科医院を身近なものとする。
・掲示板:
・コメントやトラックバックは期待ほど機能してはいないがその代償として従来型の掲示板が患者サイドとのSNSを高めている
・コメントの書き込みなどには見慣れていないせいか抵抗があり、従来型掲示板が書き込みやすいものと推測できる
掲示板は質問に対して答えるQ&Aのものがほとんどだが診療室では聴きづらい歯科用金属の身体に対しての影響など細部にわたっている。
また、歯科恐怖症をどのように克服するかなどの書き込みが多い
通常の歯科医院の掲示板には年に1つ2つ程度の書き込みしかないが当掲示板には週に3~4ほどの質問やお礼が書き込まれる
・ブログ更新形式ということで常にサイトが「動いているか?」「歯科医師自身が自分のサイトを見ているのか?」が確認できる

掲示板を歯科医師が本当に管理しているのか?

すぐに答えてくれる

信頼が出来る
◆ブログのデザイン
・トップページのブログ化:既存のブログのほとんどはトップページからの別リンク
・克つ縦に長すぎる

情報がどこかわからない
・迷わせない

・パンくず
プログラムをアレンジすることによってカテゴリを利用し
「パンくず」はタイトルと右上に表記してサイト内のどこに行っても迷子にならない極力注意
・スタイルシートでデザインされているブログの特長を生かし、思い通りのデザインを構築すべき
・既存ブログらしくないシンプルでクールなデザイン
<<テーマ3>>予約プログラム(商品購入画面)
◆ブログと融合した予約システムの利便性と工夫
・患者サイドの利便性を高める
表紙から予約画面(商品注文画面)にいかに少ないクリックでたどり着けるか

IDや生年月日などの面倒な入力を避けてなるべく簡素化する。
◆利便性として
職種的特徴
・昼間は時間を余すことがある→営業効率が悪い職種
・夕方の会社帰りなどで歯科医院を利用する場合がが多い
・土曜日などは過密状態
・課題は患者のいない隙間をいかに埋めるかが総患者数を上げることで、それに対応している
◆携帯電話とのリンク
単に携帯サイトがあるだではいけない

ブログ・予約システムと連動することによって利用者の便宜性を向上させている
<<結論>>
◆営業効果
・サイトを本格的に運営する前と比べて倍増
・サイトからの初診は95%。
・需要に対応できない状況となり医院規模の拡大を模索中。